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2008-10-13 Mon 00:02
バック推奨。 多分、常識に悖る。 告別式。行ってきた。 K沢文庫駅にて不思議ッ子と待ち合わせ。 早く着きすぎたのでローソンでご飯を買って食べる。レベルは高校生の買い食い。 式場。 写真が飾ってあった。 お経を聞きながら、いつあの低い声が聞こえるだろうかと思っていた。 声が聞こえるのを待っていた。聞こえると思っていた。 頭を掻きながら、「いやぁ〜、生きてましたなんて言える空気じゃないし」とか言うだろうな、って。 お焼香をして、席に着き、大分ウトウトした。実を言えば首が落ちていた。 お経が終わり、出棺の準備をするので外に出て待てと言う。 出棺がよくわからないがとりあえず流れに乗って外で待つ。 中へ戻ると、白い菊の花を渡された。 長い人の列。………列の先に、? 去年の爺様のお葬式で、やったことのあるアレ。 棺桶にお花を添える、アレ。 その時、故人を見ることになる、アレ。 故人、を見る? まさか。もしかして。 この列の先に、みんなが立ち止まっているところに、 いる、? なにが? T山さんじゃないT山さんじゃないT山さんじゃないT山さんじゃない 違う、きっとお父さんとかだ、T山さんのお父さんの葬式に出ているんだ、 T山さんじゃないT山さんじゃないT山さんじゃないT山さんじゃない 。 …………… でも、もし、T山さんだったら? それを見てしまったら、どうするの? 「T山さんだったら」? それは、なに? バイクのブーツ。 写真。 富士見の小説。 バイクのグローブ。 懐かしい、あの、青いROYALS。 それらだけで、T山さんを思い出した。 そして。 本当だった。 今までの言葉の意味。 一瞬で、その理解が襲ってきた。 口元が変だった。 頭に包帯が巻かれていた。 顔がいつもと違った。なにかが違った。 それが、事故だということ。 ファンタジー世界じゃない。 亡くなったということは変わらないとしても、 頭を掻きながら「いやぁ〜、生きてましたなんて言える空気じゃないし」なんて言って、生きてこないんじゃない。 それは、事故によって、もう生きていないんだ。 T山さんは、事故で、死んだんだ。 馬鹿。 冗談でいろよ、馬鹿、なんで冗談じゃないんだよ!馬鹿!!! 頭を掻いて、現れない。亡くなったとしても、ファンタジー想像で「いやぁ〜、」なんて言ったりしない。 死後のそんな明るいT山さんなんて、所詮ファンタジー。 死後も今も、いるのは目の前の姿。 事故で亡くなった、姿。 他は無い。 もう、現れない。 低い声、あの背の高さ。もう現れない。 その言葉の意味の、理解。 お父さん。T山さんにそっくりだった。 もう一度T山さんの顔を見たかったけど、棺のフタは閉められた。 馬鹿。怒りでいっぱい。 実験サボりやがって。 金曜は一緒にがんばろ、って! なんであんなに好きなバイクで!馬ー鹿!! 飲み。いっぱい誘われたのに。 行く気がなかった。 ツーリング。いっぱい誘われたけど。 一度も行かなかった。 帰りに思い出した。 ロスマンズロイヤル、だ。ロスマン。 あの煙草が一番好きだった。おかずみたいな味。長くて細くて格好良くて。 教えてくれた。 まだどこかで、あの低い声と高い背がいる。という想像を打ち壊したあの姿。 頭に包帯を巻いて、鼻にティッシュで白い栓をして、口元がおかしくて。 あれが、今の、T山さん。 決して、ファンタジーなんかじゃない。それが事故というもの。 実験サボりやがって。 金曜は一緒にがんばろ、って。 留年組でがんばろうって約束、破りやがって。 なにバイクでヘマしてんだよ、なんでよりによって、 、 ? せめて骨折とかにしろよ、見舞いなんて行ってやるのに。 オマエの低い声も高い身長もあのにやけた顔も覚えてんだよ! それとあの姿がなんでつながるんだよ! 馬ーー鹿!!! なんで罵倒できないんだよ! なんでもう直接悪態をつけないんだよ!!? 言いたいのに、実験サボるな、って!後期は一緒の班でやろうぜ、って! あんなに誘われたのに。 行けば良かった。 不思議ッ子と3人で飲みに行けば良かった。 そうしたら変わってたのかな。 「俺と同じような奴がいるんですよ〜」 って、A塚先生に言っていたらしい。 A塚先生に会う度に、T山さんのことを聞かれた。 僕は普段、他人のことはそんなに話さない。聞かれてもあまり知らないフリをした。 そういえば。 僕が留年せずに済んだのは、A塚先生によってだが、 そのA塚先生に相談に行ったのはT山さんが何度も相談に行けと言ったからだ。 僕はそのことを感謝していただろうか。 最初にあったのは、2年の時の実験。 「アイキャンフラーイ!」って。 実験がみんな終わってるのに僕と不思議ッ子は終わらなくて手伝ってもらった。 代わりに、今度一緒に飲みに行くから、って。 今年の冬休みか。 おっけいに行った。 転科のこと、留年すること、2年に混じって授業や実験を受けること、 2次元のこと、3次元のこと。失踪のこと。 共通点が多くて、気が合った。ずいぶんと色々話した。 あのとき、ロスマンをもらった。 僕は大分気に入ってそれ以来ロスマンを吸っていた。もうやめたけれど。 イトウくんかわいそー、と言っていた。 可哀想なのは俺だろ!と主張したが。 バイオリンを習っていたという。 ドラクエやFFの曲を即興で弾いてくれた。 おおふりを読ませてもらった。 準ちゃんの生態概論課題レポト。 英語がわかんねぇ、助けてとメールできた。 知るか!僕だってわかんねぇんだよ!と、手を振り払った。 夏休み。 週末飲みに行かない?と誘われた。 バイトだ、と断った。 来週なら平日も空けられるから、とさらに誘われた。 バイトだ、と断った。2/3くらい嘘だ。バイトなのは月曜と火曜だけだった。 後ろめたさを感じていたからか、バイトの休憩中メールをした。 マネキンバイトのこと、後期のこと。 実験出なよ?とタメ口をきいた。 10月からは土日以外はバイトを入れないから授業に支障はないと思う、と言っていた。 金曜日の実験。 ちょっとだけ早めに来て、一番後ろの誰もいない席に座った。 トイレに行って戻ってきたら、隣の席に来ていた。 他は知らない人ばかりだから大分ホッとした。 その後A元さんも来て、3人グループでとても嬉しかった。 これからも実験はこの3人でできるかと思うと、本当にあの時、幸せだな、と思ったんだ。 おつかれ、と言ったあれが、最後。 死ぬのは、 白くて、チリチリする。 僕はあの感覚がすごく嫌い。 消えたいけれど死にたくない。 僕はもう、無闇に自分の感情に浸るようなガキじゃない。と思う。 誰かが死んだ時の哀しみの深さは、その誰かとの関係においてのみで決まるものじゃない。 自分を感情から引き上げようとしなければ、関係の濃さに関わらず哀しみを深くすることは可能。 でもそれは単なる甘ったれなナルシスト。僕においてはね。 ライダー。 M大沢。 今日はまだ、見るのが辛い。 クラさん、 気をつけるよ、うん。 こんな腹立たしいことってないもの。 罵倒さえできないなんて。 こんな風にさせたくない。 ………とはいえ、 自分で精一杯の時はこんなこと言えないんだろう、これは余裕がある奴のセリフだな… それでも、僕はもうこんな状況にされるのは二度と御免だ。 そんなのを人にさせたくなんかない。 ………、やっぱり余裕のある奴が言える言葉でしかないか… |
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・「」
あ、そーだ
契約解除したよ あはは、そーか。 ・「」
やっと、
やっとひとりになれた ありがちな言葉を掛けられた 「死ぬな、 俺が哀しいから」 なんでオマエが。 当時は大分苛ついた。 自分のことで精一杯だからよくない言葉を吐いてしまった のに(失態) なんで励まし理由が君なの? 論理的に、なんの励ましにもなってないよね、自分のことで精一杯だっていってるじゃない? その上これかよ。 馬鹿めが。馬ー鹿。 |
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