おひるねまくらをよろしく

むしんろんじゃ。すきでなったわけじゃない。かみさまいないとたてないんだよ。いてくださいよ。でもいたらいたでぜったいはんぱつする。はんどうでしかないこのこたい。じゅんすいなあしにかみさまをみます。
きらきら、ひかれ、小さなコウモリ、一体おまえは、なにほしい!
2008-08-27 Wed 01:27
今日もマキノで標本作業ー

今日はT下さんも来てくれてうじんこにはとてもできないスピードで展足をしてくれた。
おかげで夕方頃には展足終了。

………つまらん。。
終わらねぇー!と嘆いていたが、今思えばそれでよかった、つまらない、つまらない!
展足ものっそ楽しかったのに!この一週間くらいは展足作業で良かったのに!たった一日半で終わってしまった!

……なんて、そんなこと言ってはいかん、生態のレポトからの逃避に違いないのだから。うん。
明日は、ラベルを印刷して、標本にくっつけて。
で、PC室へ行って和名と学名を入力して。
そしてから生態のレポトをやろう。…うーん、そこまではできないかなあ。



S水先生と大分お喋りをした。
てなわけでメモ。

・ベッコウバチ科のキバネトゲアシベッコウという蜂。コアシダガグモを捕まえて毒針で刺し、そいつを穴の中へずるずると引きずり卵を産み付ける。卵が孵化すると…もそもぞむっしゃり。おいしくいただかれてしまう。
・クモを捕らえるときのムービーを見せてもらった。捕らえるというか、格闘。
クモは前肢を高く上げ威嚇し、ハチはクモの周りをぐるぐると周って間合いを詰めようとする。
ハチはクモの隙を突いて毒針でクモを刺す、それを何度も繰り返し、クモが毒で麻痺するまで戦う。
クモが麻痺したら、ずりずりと仰向けのクモを穴まで引きずる。

・ずりずりされているコアシダガグモに、一瞬の間に卵を産み付けていくハチがいる。ヤドリベッコウ。
こいつは、高速でパトロールをし、キバネトゲアシベッコウを探す。キバネがクモと戦っている間、コアシはそれを近くの葉の上で見守る。そしてずりずりが始まるとすごい早さでクモに近付き一瞬の間に卵を産み付けるのだ。
・ヤドリの卵は、キバネの卵より先に孵化する。そしてキバネの卵を取り除くあるいは食べてしまう。こうして寄生が成功する。
・科博の冊子にこれについての記事を先生が書いたという。その冊子を頂いた。

・種類は忘れたが、某ハチ。クモの腹部の基部(腹部と尾部の間)に卵を産み付ける。
そのクモは越冬をするのだが、その間ずーーっと、卵、あるいは孵化した幼虫付きのまま。幼虫はおそらくクモの体液を少しいただいている。越冬の間は幼虫は大きく成長せず発生は止まったまま。
 5月頃になると突然幼虫はボーーンと成長する。もちろんずっとクモの背中に張り付いている。クモ並の大きさになったらクモをむしゃりとお召しになる。
・写真を見た。すげぇ、でかい。5月頃。冬の時は小さいにせよ…こんなのを一冬背負い過ごすなんて、残念だな。
・その後幼虫はさなぎを作り、成虫となる。で、またクモに卵を産み付けて…という。

・先生は絵がものっそい上手。修士の頃、TBSブリタニカの図鑑の挿絵を描いて、それが一枚8千円で売れたという。その絵や報酬の明細書まで見せてくれた。
・丸ペンや製図用のペンで描くという。試しに書かせてもらったところ…、これは、使えそうな画材。う、今度買いに行きたい、世界堂に行けばあるかなあ。
・先生は絵にかなり興味があるようで。プロの人は線だけで立体感を出すという。そこに素人には真似のできない技術がある。言われて見てみると、確かに。
・イギリスにある大英博物館(今は自然史博物館?)に毎年行くらしいのだが、そこにある絵たちもすごいという。フクロウのお手紙セット?をいただいてしまった。わあわあ!

・そこからイギリス旅のお話を聞かせていただいた。
 売っている食事→パンはぱさぱさで塩味オンリー?口に合わなくてとても全部は食べられない、しかも高い。
 B&Bという民宿のような宿泊所。とてもひどい。門の前でずっと待たされたり、お風呂のお湯が出なかったり。
イギリスはトイレの水が流れないことも日常茶飯事らしい。テレビのスイッチもすげぇ押しにくい。なんて日常インフラが行き届いていないんだ!
・HISは安いらしい…しかも、目的地プラスもうひとつどこか、フリーで行けるらしい!マジでか!たとえば、ロンドンに行ったらパリに無料で寄り道することができるらしい。ただし、またロンドンに戻ってから帰らなきゃ行けないらしい。
・…え?往復8万円、デスか??  えぇぇぇええ!?安ッ!ネットの格安よりHISの方が安い…?
・H永先生と同じ研究室にいるA田先生は、ひとりで南米やら色んなところに行っているらしい。女性。すげぇ…

・先生はとても明るくて人当たりのいい人、……ではない。本当は根暗でなんたら、と、御自分で言われていた。うーん、とてもそうは見えない。
しかし、どうやら僕と同じタイプ?なのかなあ、他人に対してお気遣いの天使になってしまうが故に、人と付き合うのが疲れてしまう。たまにならいいけど、常にそうであるのはとてもできない。ああ、僕と一緒だー
・僕も明るくて人付き合いが良い、と見えるそうだ。……まっさか!
 逆に不思議ッ子が、人間関係うまくできなさそうで心配、と。うーん、確かに一般人にあの子は難しいだろうな。
 しかし、僕はあの子が羨ましい。無理な時はダメになることができる。壊れた時は壊れられる。
 僕にはできない。無理な時でも装う。壊れた時でも偽る。
 実習中、あの子が言葉を出せなくなる様を見て、僕はそれが羨ましかった。僕には、できない。

(・笑顔がきらきらしてる、って言われたよ! ……この顔、感情と一致しないんだって!)(でもちょっとだけ嬉しかったりする)(僕は自分の笑い顔をいいと思えない)(ちょっとだけ、安心する、大丈夫、なのかな、って。)(あるいは、実際は大丈夫じゃなくてもいい、ただ大丈夫でないことをネックに行動が制限されることが怖い)


帰ってからチャーハンを作りました。母さんに作り方を伝授してもらった。
やっぱりあの人は料理がうまい。レシピにしたから明日のお弁当はチャーハンを作って持って行こう。


なんだか近頃、忙しくて楽しいです。
久々の、幸せな日々ではないだろうか。


マキノ
……………いいなあ 。
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