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2009-01-23 Fri 20:17
NHKスペシャル「女と男」
今後数百万のうちに、早ければ来週にでもY染色体消滅するだろう、と。 その根拠となるデータは、これまで数百万年のうちにヒトのY染色体はどんどん短くなってきていること。 対となるX染色体の遺伝子数は1098であり、Y染色体にも過去にはそれくらいあっただろうと考えられるが今では78しかなく染色体本体も非常に小さくなっている。 この速度で小さくなれば、数百万年のうちに消滅するだろう、と。 いや、そんなわけなくね? 現代の進化理論からすれば、生体にとって必須な遺伝子が消えるなんて考えられない。 必須な遺伝子が消滅すれば当然なんらかの異常が生じる。しかしそのような突然変異を起こした個体は生き残れない。したがってその突然変異がヒトの遺伝子プールに広まることはない。つまりY染色体上にある必須遺伝子は消滅しない。 確かに、Y染色体の遺伝子数の減少は起こり得る。それは、その遺伝子がなくてもあっても同じだった(適応度が変わらなかった)か、なかった方が有利だった(適応度が高かった)からだ、と考えられる。 しかし、他の染色体では、減ることは十分あるだろうが、ここまでの激減はないだろう。Y染色体には遺伝子数の激減が起こり得る理由がある。 だって、Y染色体がなくても生体としては問題ないんだからね、メスはY染色体がなくても生物として機能している。 逆に言えば、Y染色体に必須遺伝子があったらメスというのは生存できない訳だから。 つまり、Y染色体上に生体を構成するための遺伝子があったとしても、なくても生存に必要なものはすでに揃っているのだから、それが消えていったとしても問題はなかっただろう。 したがって、これまでY染色体の遺伝子数が減っていくというのはありえないことではない。 それと、一個体にY染色体は一本しかないから異常があればすぐ淘汰される。もし2本あれば代替が利くため異常の遺伝子でも次世代に残ることがあるだろう。Y染色体はそれよりも強い淘汰圧が働く。これもY染色体だけに急激な減少が起きる原因だろう。 というわけでで、Y染色体が今まで小さくなってきたのは、小さくなっても障りがなかったからであり、必要であったものが消滅したわけではない。 改めて言うまでもなく、Y染色体にはオスを形成する必要な遺伝子がある。 今までの現象は必須ではなかった遺伝子についてであり、したがってこれまでの遺伝子数の減少から必須遺伝子の消滅を推論することはできない。 …だよね? これが違うとしたら、あのNHKの番組で述べられていた情報以外の要素の作用があるだろ。 だって、あれだけ見たら「21世紀にもなって定向進化説かよ!?」って思うって! 今までこういう方向に進化してきたから、今後もそのような方向に進化し続けるだろう、って… そんな説明じゃ、たとえ定向進化が実際に起きるものだったとしても、全然科学理論じゃないだろ、まったく根拠になってないよ! ていうか第二回目に進化心理学(現在の形質はそれが適応的だったために今に到るまで生き残ってきた、という理論をモロ採用しフル活用している分野)を使っているのにいきなり非進化論とか番組構成的におかしいよ! まあ、Y染色体自体が消滅することもあり得なくはないだろう。 ただしそれは、Y染色体の機能の代わりになるもの(同じ役割を果たす遺伝子か、あるいは全く別の機構か…)が生じたとしたら、の話だ(Y染色体のないトゲネズミの研究者もそれを探している) まあ、それの真実はさておき、Y染色体が消滅するにしたって、他の変化はなく単にY染色体だけの消滅が起こる、なんてあり得ない。 単なる個体レベルでは突然変異体として生じ得るだろうが、それが人類に広まるなんてそんな突然変異が生じるよりもあり得ない。 だって、Y染色体が無いことから、生存の有利さや、あるいは生存に差支えがないことを予想できるか?何らかの支障がある個体になるだろう。 Y染色体消滅が実際に起きたとしても、それが人類に広まるとはとても考えられない。 番組に出ていた研究者が、早ければ来週にでもY染色体は消えるだろう、と言っていた。 しかし、Y染色体消滅で問題となるのは数個体レベルの話ではなくそれがヒト全体に広まる、という状況。 確かに来週あたりに突然変異個体が現れる可能性は否定できないが、別にそんなことは問題でもなんでもない。 (あの研究者の方がこれを理解していたかはわからないが明らかに誤解を招くような発言をテレビに向かってするのは研究者として、してはいけないと思う) また、Y染色体が実際に時間をかけて消滅したとしよう。だがそれは、他の遺伝子との関係をもった上で起きることだ。 Y染色体以外のところにその機能を果たせる遺伝子が現れたか、あるいはまったく別の機構ができた、というような遺伝子の環境が調う過程が必要となる。 でなきゃ、Y染色体の消滅が広まる道理はない。 つまり、ヒト全体のレベルでのY染色体の消滅が起こるとしたら、消滅しても問題がないような状況下で起きる。 だからY染色体の消滅が人類の絶滅をもたらす、とは言えない。 NHKのあの番組では、 Y染色体が消滅→男はいなくなり女のみになる→子供が産めない→人類の危機 という話の展開だった。 で、番組内での危機の対応策は「女のみになる→子供が産めない」というのを打ち破ればいい、つまり女のみになっても子供が産めればいい、という論筋だった。 子供が生めない理由として、胎盤を形成するのに使われる遺伝子は精子のものだから、メスのみでは胎盤が作られないから子供の胚発生が正常に進まない。 …いや、胎盤ができないとかそういう問題だけじゃないだろ、そもそも受精ができないんだからそこから問題は始まるだろ、、 受精ができるものと想定しているのか?メス同士でも人工的に操作を加えて受精を可能にする技術があるのか?(番組では一切触れていなかった) それに、これはY染色体の消滅とは直接的には関係がない。 胎盤を作るのに使われる遺伝子が精子のものだというだけで、その遺伝子自体はメスも持っている。発生上の制約的な問題。 まあそれが越えられないからオスがいないと困るのだが、それを言うなら胎盤以外の諸々の問題が発生において起きるだろう。なぜ胎盤だけを取り上げるのかがわからない。 いや、さ、この番組、相当ひどいと思ったのだが… 僕のこの感想はおかしいのか?過剰反応?でもおかしいよな? 確かに、僕の知識不足なとこがあって実際はこういう問題が十分考えられるのかもしれない。 それは別にいいんだ、そうじゃなくて、この番組だけみた場合明らかに現代の進化理論に則ってない。 たとえNHK側が番組では放送していない進化論的解釈を理解していたとしても、これを省略してエセ進化論をもたらすようなことをするのはよろしくない。 生化学の講義のとき、先生がこの番組を紹介してくれた。 なんてタイムリーなんだ!と思ってわくわくしたら、先生は普通に「そーなんだー」と番組の内容を受け取っていた。 やっぱ生化は生化のことだけで、進化理論とかには興味ないのか ? (先生がそう言ってるのに、僕の方が間違っていると思わないのが良くないの?でも違うだろ!)(それに生化の先生はあくまでも生化学の先生だもの) で、この番組を見た他の学生は普通に「面白かった」と感想を言っていた はあ……、不消化すぎる、、、 誰かこの番組について僕に説明してくれ!僕が間違っていようと別にいいんだよ、 このひとり取り残され感がとっても不消化気持ち悪い… 番組の話に戻るが、その後はヒトの精子が近年弱体化しているという話。 その理由を一夫一妻制に求められ、乱婚制のチンパンジーやらボノボの精子と比較するとその活力さは歴然。 まあ、一夫一妻か乱婚によって精子の活力が変わるってのは十分あり得るだろう。 ただ一夫一妻、と言えばわかりやすいけど極端に言いすぎか、 ボノボやチンパンジーほど乱婚ではないから、つまり、メス一個体あたりの交配するオスの数が、ボノボの方がヒトより多いから、ということ。 だから一夫二妻であろうとボノボよりは精子の活力は低いこともあるだろうしね。 わざわざ「一夫一妻」という言葉を使ったのはなんでだ? 社会的(?)問題をほじくるようなことを無目的にしてほしくない… |
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・「」
そろそろ貸出物を返却していただきたいなーとか
まりほりは貸しなのか貴方の分も作った方がいいのかとか ハードディスクに色々たまってしまっているがゆえの私信★ 早急ではありません。 ・「」
おああああ!!
うん、うん、ごめんなさ……! まりほりは貸していただけると嬉しいなと! ええと、いつお返しに行きましょうかね! 授業はもう少ししかないので基本いつでもだいじょぶデス ああ、ああ!ごめんなさい! 最近はPCのメーラーは開いているのでそっちによろs(ガクリ |
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| おひるねまくらをよろしく |
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