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2009-01-20 Tue 18:03
愛おしさ。 僕は確かに知っている。 あのやわらかさ。あたたかさ。きれいな空色。 知っているのは、経験したことがあるから、持っていたことがあるから。 今は持っていないけれど。 もう、持つことはないのかな、 多分きっと、ないんだろうな、 あんなにやわらかな空色、もう、持てない… 美しい、というのとは少し違って。 やさしい、だよな。やさしい思い出やさしい記憶。 いいな、みんなずるい。 どうして持てるんだろう?どうやったら持てるんだろう? 僕があのとき持てたのは… 憎まれて嫌われて蔑まれて当然の立場にあった僕に、 そして絶望の中にあった僕に、 手を伸ばしてくれて。与えてくれた。 それによってあり得ないはずなのに僕の中に感情が生じて、何もし得なかった僕に選択肢が生まれた。 とんでもない奇跡。絶対にあり得ないと思っていた奇跡。どうあがいてもできなかったことだったのに、いとも簡単にきっかけを与えてくれた。 あのときそれがなかったら、僕はどうなっていただろう。 近づきたくて、追いかけて。 思えばあのときの思考はそればっか。 青いめがねも金の髪飾りも白い服も。 他にやり方のわからない僕の、つたない同期。 僕だけだったらあんなの絶対にしなかったよ。 できたのは全部と言っていいほどあの人のおかげ。 崩れ始めたのはいつから? あの人のことを知って、段々と… ………と、今まではそう言ってきたけれど。 単に、僕が自分で歩けるようになったから、なのかなあ… ひとりで立てるようになって、自分で行為を決められるようになって。 あの人がくれた感情が、言ってしまえば「用済み」になってしまった。 自分の行動について誰かに頼ることができるって、すごく奇跡みたいな滅多にないこと。 自分を採用しているのが普通だから。 よっぽどその人という価値観に傾倒しているか自分が全くダメな時しか、頼るなんて選択肢は取れない。そして、そんな時はそうあるものじゃない。 誰かを選択している間というのはどうしてあんなにも神聖を帯びるのか。 きっとそれは知らない故の神聖さ。 知らないが故に相容れないものは生じず、知っている空色のみを見続けられる。 知ったら終わり。そしてナルシストになってもその時間は終わり。 今の僕は…特に後者が強くてまずできない。 それと、知れば終わるだろうことを知らないうちにすでに想定しているから、知らない状態にあるにも関わらず神聖さのみで保存しておけない。 ………僕はもう、あのやさしい空色を持つことはできないのかなあ、、、 若いときしかできないのかな、あんな夢みたいなことは… 純粋、というよりファンタジー世界に生きてたもんね、どっぷりと。 あーもっ、ちょっと懐古の情に浸ってしまった、、 ワイルドハーフ最終巻は中毒を引き起こしちゃうよ! 一体何度読んでることか! それと、STORYWRITERを聞いてたら、エウレカがレントンに会いにいくシーンの音楽を聞いていたらね、なんだかとっても…… もうこの音楽にセーブされてるんだよね、あのときの空の感覚が。 聞いてたらそりゃロードされちゃうって……… 。 七、七、七七七! 「なにもない」の七! それが目標なんだから… たとえなにかあったところで、もはやあんなにやさしい空色は二度と手に入らないよ、 それに似た劣化物を手に入れたところで哀しくなるだけだ、きっと。 「大好きなのだ いいにおい」 あそこのシーンがね、もうすごくすごく好きで…! いいなあ、あんな風に情を持てるなんて…羨ましいよ、すごくすごく。。。 |
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