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2008-12-18 Thu 18:24
がくせーたいかーいは順調に成立致しましたそーで。
僕は待機ですからほとんど会場の様子は知らないけれど。はぁ。つまらぬ… このままじゃこれからも打ち上げ係に任命され続けてしまう気がする。 そしたら議場に行けないまま終わってしまう! ………来年後期は断りたいところだ。 で、帰るとか言ってましたが(内心案の定)帰れませんでした 打ち上げが始まっても第二弾豚汁を作る任務があったためしばらく残り キウイのお酒をOBさまが買ってきてくださり、まあバイクには乗れないということで。 そして寝たのは6時半です。朝の。 10時半からM本先生の生物学の哲学ですよ わあすっげぇ 。 しかしこんだけ寝ていないと逆に頭は起きていた。活発な訳ではないが。 今日はちゃんと質問できましたよー うん、うん、精神的ヒッキーの僕にしては目覚ましい進歩です。 このブログを見ておられるのかもしれないが、何もやましいことはないので普通に垂れ流してしまいます。 ええと、てなわけでめも。 遺伝子選択主義(ドーキンス、ウィリアムズ)に対する批判として、E.ソーバーはその反例を挙げる :ヘテロ接合子優越 (赤血球が鎌状となるがマラリアに耐性になれるa遺伝子があり、遺伝子型がaaだと赤血球の異常で致死となるが、Aaだと死ぬほどの貧血でもなくマラリアの耐性もあるためAAとaaよりも生き残りやすい)(高校の頃やったなこれ。) つまりこの例は、集団内の遺伝子頻度によって遺伝子の適応度が変わってしまう、という例。 しかしソーバーは、集団内の遺伝子頻度の状況によって適応度は変わってはいけない、遺伝子頻度がどのようなものであっても常に適応度が一定とならないならば、選択の単位として妥当ではない、と言う。(「一様因果的効力の原理」) これに対する遺伝子選択主義者(ステルニーとキッチャー)の反論 :タカ派ハト派の例 ある集団内でタカ派の奴らばっかりがいたとする。タカ派とタカ派が遭遇しても両者ともに怪我をして損をする。 しかしその中でハト派の奴が出現すれば、ハトはタカと遭遇しても逃げて怪我も何もしないため、「タカvsタカ」よりも損をしない。→適応度が高い。 だけど、そうして集団内のハト派の頻度が上がったとする。ハトとハトが出会っても怪我もしないが分け前も少し。そんな中でタカ派の奴が現れたら、タカはハトに襲い掛かり餌を独り占めできるので「ハトvsハト」よりも利益がある→適応度が高い。 といったよーに、集団内の頻度によって適応度が変わることはある。だが選択の単位として妥当ではない、ということではない。 このよーな文脈依存的な適応度の変化は、オオシモフリエダシャクの工業暗化の例にも当てはまる。 汚染の少ないところでは白いエダシャクが有利だが、汚染の激しいところでは逆転する。 で、しつもーん。 オオシ(中略)シャクの例は、それまでの鎌状赤血球とタカハトの例とは少し異なるよね? 鎌状とタカハトは、集団内の遺伝子頻度という文脈依存を持つが、 オオ(略)ャクのは森林が汚染されているかどうかという文脈に依存する。 オ(略)ャク集団内の黒色型・白色型という頻度には依存しない。 なんでこれが反論になるんだろーか? あんさー。 ソーバーはオ(略)ク(略しすぎだ!)のよーな環境文脈依存も認めない(らしい? いやしかし、それを言ったら自然選択の否定にならないか? 自然選択はまさに環境依存に起因する出来事。 文脈依存にも程度がある。遺伝子頻度というミクロなレベルから個体やら環境やらというレベル。 ソーバーはどのレベルなら認めて、どのレベルから認めないのか? そして認めるかどうかの基準って何? ⇒来週に持ち越しー にこめ。 選択の単位を問題として論争があるけれど 生物の理解には階層的な理解が不可欠だよね? 分子・細胞・個体・集団・生態、という風に。 たとえば、モーリシャスショウジョウバエはノニの実が大好き。 モーリシャスは、Obp57d/eという遺伝子を持つことにより、Obpプロテインが作られる。(分子) それはモーリシャスの足の先端部分で発現し、足の細胞にはObpプロテインが含まれる。(細胞) 足の先端部分には化学感覚毛があり、ショウジョウバエはここで味を判断する(細胞?) モーリシャスの場合、Obpプロテインによってノニに含まれるヘキサン酸の味を感知しノニに好んで集まる(個体の行動) ほかの種類のショウジョウバエはノニを食べない。食べるのはこのモーリだけ。 モーリシャスショウジョウバエの住むモーリシャス諸島にはこのノニが生えており、南アフリカにもともと生息していた祖先種と分かれてモーリシャスにて種分化する過程でこのよーなObp機構を獲得したのだろう(生態)(てきとーな説明) といったよーにあるひとつの事象について、分子レベルから生態レベルにまで語ることができる。 しかしどれが正しいとかいった話じゃない。どれも一連の流れとしてつながった話。 しつもーん 自然選択の単位をめぐる問題は、上述のような話には当てはまらないのか? あんさー 基本となる単位がどれか、ということ。 自然選択、進化の過程は一個体における話ではなく連綿と続く長い時間における話。 そこにおいて、単位はどれかと考えると一連の流れにおいて失われずにあるものをみなければならない。 種なんてのはあるかどうかわからない。個体は消失する。細胞も入れ替わる。失われず見出されるものは遺伝子、と。 だが遺伝子だけが存在していたのではなく変化しようと細胞・個体(・種?)は常にある。そこは切り離せない事象。 つまり、自然選択の流れの中において共通するものを選択の単位と見出すが、個体などをまったく切り離して遺伝子のみが単位である、と語っているわけではない(かつてのドーキンスは完全遺伝子信奉主義だったらしいが。 ………しかし、となると、先生は思想的立場としてはドーキンスらに反対派のはず。 僕はこれでドーキンスへの理解(ってかシンパシー?)は深まったが、アンチドーキンスの思考はまだわかっていない。 (これは来週の先生のプレゼンの続きで言われるか、あるいは質問してこよう。) みっつめ。 遺伝子選択主義に対する批判としてもうひとつ、Beanbag Geneticsというものがある。 メンデルがエンドウマメにおいて想定していたような、遺伝子型と表現型の一対一の関係。それがすべての表現型において成り立つわけじゃない、という事実。 それが遺伝選択主義に対する批判になる、と。 しつもーん ………む、なんでかな? 別に一対一じゃなくても、遺伝子の複合的な働きからある表現型ができるとしても別にいいじゃない。 肝心なのは、遺伝子というバックボーンによって表現型ができあがる、ということなのでは? 一対一とか複合的とか、そういったことは重要なところではないのでは。 あんさー このBeanbag Geneticsは、とある潮流に対する批判として打ち出されたもの。 というのも、バックボーンとして本当に遺伝子があるかどうか科学的にわかっていないのに、その表現型はそれをコードする遺伝子があるからなんだ!と無闇に主張する人たちがいたそーで。 たとえば、ヒトのオスが浮気をしたりするのは、浮気をする遺伝子があるからだ、といったよーに。 そんなの、遺伝子なのか環境によるものなのかわかってなんか全然いない。 こういった主張に対する批判として言われたそーだ。 僕の質問のように、遺伝子に裏打ちされているとわかっている表現型については僕の考えるとおりでよろしい。 よっつめ。 という上記の話から新たな疑問が生まれる。 遺伝子に裏打ちされていないかもしれない表現型というものがある。 遺伝子選択主義はどうやってそれを説明するんだろ? アレ?話違う? えと、こんなところかしらー マクロスフロンティア。 昨日地会室で6話まで観ました。 ………やっべぇ、これは、おもしろい 。 アルトがよい。シェリルがよい。歌がよい。音楽がよい。 ぶっちゃけストーリーではなくキャラと音楽だけれど、とても良いよコレ! 歌が作中に重要な意味を持つアニメやゲームって大抵好きだ。 ガンダムSeed(ラクス・クライン)、アビス(ティアの譜歌)、………あれ、他になんだったかな、 坂本真綾のOPもシェリルの歌も、すごく素敵、これはCDを即レンタルしに行かねば! 音楽は菅野ようこさんですしね!これはもう文句なしです。 ………と、まあ、ね。 昨日は学生大会で忙しかったよね、マクロスおもしろかったもんね、 今日は先生に質問に行ったからめもりたかったもんね、 そんな場合かぁァァアアアアアアアアアアアアアア!!!! 明日レポート提出だろうがァァ G術会で東浩紀学習会じゃろうがぁぁぁああ!! すみませんすみません 今からやります すみまっせーーん! |
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2008-12-25 Thu 15:21
☆「選択の単位」論争を整理してみると4つの論点に別れる(ロイド)
1、実際に選択を引き起こすための相互作用をしているものはなにか、環境やらと接している単位はなにか(ソーバー visibility argument:可視性のないものに選択の単位を名乗る資格はない、と言う。 (やべ、ちょっとこの話覚えてないや、、) 2、DNA10上のどの部分が複製される単位か ゲノム、染色体、遺伝子型、対立遺伝子、ヌクレオチド 3、進化は長期的な営み、つまり選択を受ける単位は長期的に存在するものでなければならない 進化は何世代にもわたって起きる出来事、したがって個体は一世代限りだから選択の単位としてふさわしくねぇー 4、適応形質の担い手となる実体 後述 ☆これからの論争の対立軸 ソーバー(not遺伝子主義)vsステレルニーとキッチャー(遺伝子派) ☆ソーバー 遺伝子選択主義には2つの議論がある。 ・ひとつはトートロジー、「進化は集団内の対立遺伝子の頻度変化である」 →「ゆえに選択の単位は遺伝子である」 しかし、個体が選択の単位であろうと、遺伝子の頻度変化だって副次的に起きる。 ・もうひとつは内容を持った議論 「あらゆる選択過程は対立遺伝子(allele)のもつ有利性のために起きる」 上のような副次的な遺伝子の変化ではなくて、対立遺伝子が実質的な因果を担って選択が起こる。 NOT selection of the allele, 遺伝子に(も)起きている(副次的、随伴的) BUT selection for the allele. 遺伝子のために起きている ☆ステレルニーとキッチャー ソーバーは、選択の「真の」単位は何か、という問いに拘泥しているが 自分たち(ステレルニー)は選択という現象を統一的に把握しやすい単位として遺伝子だ、という風に道具主義的な立場から遺伝子を主張している。 選択単位論争にある立場を分類すると、 「一元論的遺伝子選択主義」(初期のドーキンス、) 実質的な因果を担っているのは全て遺伝子である。(遺伝子主義) 他はなしっ(一元論) 「多元論的遺伝子選択主義」(ドーキンス、ステレルニー、キッチャー) 因果を担っているのは色んなレベルであるよね(多元論) だけどその中でも一番重要で本質的なのは遺伝子だよ(遺伝子主義) 「階層的一元論」(ソーバー) 形質について因果を担っているレベルはその都度異なる。(階層的) で、ある形質について因果を担えるものはただひとつである。他はなしっ(一元論) ex)性格や利己性は、個体レベル、集団レベルのみで説明がつくものであり遺伝子は直接の因果に関わらない。 (ちなみにレベルを列挙すると 種 集団 個体 … ゲノム 染色体 遺伝子型 対立遺伝子) ☆副次的・随伴的であり、直接の因果に関わっていない、ということについて補足 一番下までたどりついたのは全て赤くて小さいボール。 全て赤いが、色について選択は働いていない。単なる偶然というか便乗しただけ。 上ので言うと、 selection of 色 selection for 大きさ となる。 また、選択の対象はボール(個体)である。つまり、実際に選択を受けている実体。 選択の要因は個体というより大きさという性質(対立遺伝子)であるが、選択の対象となる実体はボール(個体)である。 ☆うーん、どれが本質的で、選択の単位か、って…… やっぱり見方の問題に落ち着く気がするんだよなあ、 だから多元論に賛同するし道具主義であるべきなんじゃないかと思ってしまうけど。 選択の真の単位。これは何を言いたいんだろう、本当に問いたいんだろう。あうー、もう少しこれを聞けば良かったか、 科学に何を求めるか、って問題になってしまう? 真の本質を求めるか(真ってなにそれ?って思っちゃうけど 世界を理解するための道具か (世界の理解って、真の本質とは違うのかな?) (ふたりに折り合いはつけられないの?) もはや知識の哲学、このまえの戸田山さんの認識論ですよー (こうやってリンクするとはな) (ちょっと楽しいよね、こーいうの) とりあえず急いで講義めもでしたっ さて、クリスマスがろば集会に行きますかー☆ |
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2009-01-17 Sat 02:54
「生物学の哲学」講義質問メモ。
☆ ラカトシュのリサーチプログラム精神 ポパーは科学の定義を反証可能性に求めたが、実際の科学の現場でそれを適用なんてできない。 反証可能性とは、ある理論を反証する(反例を出して否定する)ことが可能であるかどうか、ということ。もし反例が出ても「それは〜〜といったアレで、やはりこの理論の通りなのだ」と言ってしまうような理論であるならばそれは科学理論ではない、ということね。(一生懸命祈っても我が子が死んでしまったとき、神を否定するのではなくオマエの信仰が足りなかったからだ、と言う様なこと。) んだけど、実際に実験をして理論と反するような結果が出たとしても、いや今のは実験中になにかミスったんだとか偶然だとか言って自分の理論を撤回したりなんかせずしがみつく。でもそれは普通のことで、たった1回反する結果が出て即ポイなんてむしろ根性がなさすぎる。 長くなったが、ここで出るのがラカトシュのリサーチ・プログラムの精神。反例が出ても、自説の中にある要素以外の別の要因が働いたためにそうなったんだ、と言うことで新たな発見につながることもあり(海王星の発見とかね)反例があると自分の仮説をポイ捨てする、なんてのが望ましい訳じゃない。つまり、反例が出ても自説に固執して探るという態度が研究の進展に有効なこともある。これがリサーチ・プログラムの精神である。 あ、本当だ… ドーキンスの話とは違うな… しかし、ドーキンスの進化理論が研究において有効でなくなるということは無い、っつーことが導かれるのでは? ドーキンスの理論は進化の要因が淘汰のみである進化が起きた場合についての仮説、という気がする。そうだとすれば、実際の進化が淘汰のみでなかったとしても、淘汰の程度や他の要因の有無などを測る有効な目安になるのでは?すなわち、ドーキンスの理論の意義は決して否定されないんじゃないかな、と。グールドの理論が否定されることがあり得るとしてもね。(ということが言いたかったのに言葉にうまくできなかった) ☆ グールド ・一般人には人気のエッセイストだが専門家には好かれていないらしい。 アメリカ版茂木健一郎みたいな。 (茂木健一郎が哲学者からも生物学者からも嫌われているのは知っているが、具体的になんでなのか知らないんだよね…、今思えば聞けばよかった…)(大学1年の頃読んだ「クオリア入門」は特に引っ掛かることもなくすんなりと読んでいたけれど)(批判精神が足りなかったのかなあ?) ・革命願望。みんなの信じてることについて、ちゃぶ台ひっくり返すような提案をして注目を集めたがる。まあ、グールドの性格面についての言葉を読むと、あまり好ましい印象ではなかったな… ☆ 質問すればよかった 繁殖価やら近縁度やら包括適応度やらというのは目の前の一個体についての言及はできないしそれを目的としていない、よね?いや、誤解を招くな、なんといったらよいか… よく社会性昆虫に言われることで、働きバチが自分の子は生まずに働く理由を、遺伝子を共有している女王バチの世話をすることで自分の遺伝子が残せるから、ってのがあるけれどそれは目の前の一匹の働きバチについて語っているのではなく、大きく数百万年(もっと?)に及ぶ社会性を持ったハチ全体について語っているんだよね?目の前の一個体はその一端にすぎなくて、目の前の一個体について語るような口調をするのは話を分かりやすくするためだよね? この手の話は分かりにくいから、初学者や一般人には上記のように比喩で説明されることが多い(しかし逆に誤解を招きやすくしていると思うのだが…) 僕の不安は、それが比喩ではなく本当に言われている、ということ。「それは比喩ですよね?」って聞けばよかった確認したかった…… せっかくの機会だったのに! ☆ 進路 卒業して哲学科の院にいったとする。哲学史とか基礎をやってる余裕なんてないらしい。しかし僕は哲学史をやりたいしやるべき。それも目的の一環であるのだから。そして就職やらエリート一般街道とかを気にしないなら別に急ぐ必要はない、と。 しかしエリートってよく考えたらなんだ?研究者という職はやはりエリートだろうか…?だとしたら急ぐべきなのか??いや、良い就職ってことか?だとしたら別にいいのだが… また、今においてまだ哲学史やら外国語をあまりやっておらず来年度は卒研があるよーな状態で院入試に受かるのか非常に疑問。先生の体験談を聞く限りでは。 ・僕が過去と今において、ものっそ紆余曲折を経ていく人間であるからといって、じゃあ未来もそうして行ってもいいかー、という訳ではない。単に一生懸命生きてて振り返ったらその道が紆余曲折だったというだけ。手を抜く方向で考えてはいけない… つまり、そういう考えの下で学士を考えることはダメ。 ・僕の目的(存在傾向以下略)を明かす上で、哲学史など基礎はちゃんと理解し潰さねばならない。目的を基準とした上での学士を考えることは構わない。 ・しかし不安なのは上にも書いた、研究者…っていうか、この道で食っていけるか、ということだ。別にものっそ給料なんて安くていいから、むしろ今の段階でいつか訪れるかもしれない貧困を想定してサツマイモを育てる練習をしようかとか年末年始の日比谷公園は全く他人事ではないと感じたりおととしの年末なんて山谷に行きましたからね!アレくらいのものを今から覚悟していますから… 給料が出る、というだけできっと僕は十分だろう。ただし、大学に身を置かせてほしい……図書館使わせてー!あと学会やらの業界にもちゃんと通じていたいし!ひとり閉じていては誤まりそうだもの。 ・ああ、しまった、これを言えば良かった…、、研究ができるならなんでもいい、といったがより良い研究環境として大学を想定していることを言うのを忘れた…、大学に居続けるにはどっちがいいのか聞けばよかった… ・とりあえず、僕の目的・学問的には学士入学がいいかと思っている。 ・うちの哲学科の先生にも聞きにいかねば…っていうかO本先生のとこに行きたいんだよいつもいないんだよ!!orz、、、 ☆ 生物基礎論研究会 3月の20日頃だったかな、松山にて開催! いや、率直に申し上げて行きたい。す げ え 行きたい。 問題は、そのときに僕の精神状態がヒッキーになっていないかどうか、だな… いやいやいや!僕の問題に直結するよーなアレですからね、ヒッキーになったとしてもきっと行くだろう。 まあ要は、一ヶ月以上先のことを口にしたり約束するのが嫌だし怖いし確証はないので口にできないということ。 こんなとこかなー てなわけでおとといの木曜2限、「生物学の哲学」講義だったのです。 以下だらだらと、愚痴。 この講義の時に課題のレポートを提出して、その場でプレゼンてことになっていたのだが 30分遅刻した・ZE!! orz、、、 しかしね、行ったら学生が1人しかいなかったんだよね!今までも少ないとはいえ4,5人くらいはいたのにね!なにゆえ!? そんなわけで、教室に行ったら即・僕がプレゼンすることになりまして。(僕が遅刻している間にその学生はプレゼンを終えていた) バイクをかっ飛ばして学校に走る間プレゼンのことを考えて「無理だァァァできるかァァァアア!!」と叫んでいたほどプレゼンの恐怖度の高さに自信があった。 喋っていて噛んだり言い間違えたり主語と述語が不一致だったり文のつなぎが「〜という感じでー」とか息継ぎする場所おかしいだろ!とかだったり(「ドーキンスは進 息継ぎ 化の普遍的法則を求 息継ぎ めており」←こんな感じ)超グダグダですよ! そして肝心のレポートの中身ですがね、進化理論論争の対立項としてドーキンスとグールドをとりあげて書こうとしたのだが…その最終結論が絶対誰か言ってるような気がしたりていうかむしろみんな知ってる自明のことじゃね?こんな結論を出すために書くなんて阿呆げてるんじゃね?というテーマの意義についてだったり、そもそも論文としてこれ結論が対立の根本ならとりあげる論点はもっと幅広くやった方が明らかにいいだろなんで2つだけなの?とかオマエ考察部分に近縁度とか材料以外のもん導入するなよ常識だろとかいやそれってば生物の実験のレポートの常識じゃん人文論文ってそーいや見たことねーよこの阿呆が! ………いや、もうね、レポート中なんか叫んでたりとかね、自己嫌悪で発狂しそうでしたよ、むしろ自分のその罵倒が辛かったよ…… そんなレポートをいきなりプレゼンすることになり、そして思ったとおり僕のいつものグダグダな口調で。はは。 まァ、もういい。終わったことだ… しかし、授業が終わるまでには他に誰か来るだろうと思ったら、本当に僕ともう1人の人だけで終わった… これに来なかったら確実に落ちるのにね、うーーん…… というわけで僕のが終わって他にプレゼンする人もいないから解散となったのだが、 「生物学の哲学」の講義はこれで最後。先生は東海大の人だが非常勤で今期だけ来てくれてる訳で、もうこんな機会はあまりないからね、最後に何か質問をしておかなければ勿体ない。 だって初めてでしたからね!ドーキンスの話をできる人は! ドーキンスの本はベストセラーさえになってるというのに…なんでこの話ができる人が全ッ然いないんでしょうね!まあ海外では宗教問題を引き起こすから読まれるってのがあるんだろーけど。日本じゃそれはないから個人個人の関心を引かないんだよね。 いやさ、動物生態の先生は知ってるけどね当然。当然すぎるほどね。包括適応度やらといった概念は完全に前提だからね。 ん、ドーキンスの何の話をしたかったの? ………「どう思う?」って、率直に尋ねたいかも。 良くも悪くも、僕がまだファンタジーに2/3くらい浸っていたころに知って読んだ本だからね。高2・3頃か、佐倉統の本にびっくらこいて(今思えば適応度とかいった進化生物学的概念に驚いたのであり佐倉統自体ではなかった)(でも今でも佐倉統は好き。)他の本も漁って、その中にドーキンスがあって。そしてまあ見事に知識が内在化されていますね。 一番わかりやすく影響を受けているのがわかるのが、利己的な遺伝子の第二章。生命の起源。(ていうか当時生命の起源について調べあさっていた訳だから当然なんだけどね)。そしていまだに引きずりまくっている。生物は感情といったもののない単なる反応の延長線上で、てことは感情や精神はやっぱり自然に発生するものだったんだーー、と。当時はこんな思考だったな…。しかし今も根本的には変わっていないか、全ては物理的な(あるいは別の)力の応酬の延長線上である、と。現実のものと独立したものなんてあり得ない。基準、論理、真理。(すごく議論を醸すことをさらりと言っているけれど…) ああ、横道長いよ。そんなわけで、僕の思想の歴史に大きく関与している本だから、まあ言ってしまえば思い入れのある本な訳で、そういった意味でこの本を読んで他の人がどう思うのか、聞いてみたいんだよね。 それと、普通の生物学徒も読まないよねドーキンスなんて。知ってもいないんじゃないだろうか… いや、僕はそんなにクラスの人と話したことなんてないもんね、一部しか知らない僕が語ることではない。理想的でない人を目前にしているからといってそれを一般化するのは阿呆げている。 (超愚痴(今更だけど):なんでふしぎッ子は自分が読んでる本を見せるかな?いやさ、それ自体は全然構わないしむしろ良いことなんだよ、最初は感心してたよ。僕もがんばろう、と。しかしね、あるときから気づいたけれど、その話をするときに本を読んでいることについての自慢的空気をあの子は出してた。てことは、今まで見せられた本があの子の読んだ本全部?だとしたらあまりに少なすぎるし視野が狭いと思わざるを得ないんだよ。いやね、これが僕の思い過ごしであってほしいよ。僕があの子の何を知ってるというんだ。だけどね、そうじゃなくてね、この話が思い過ごしでも事実でももはやどっちでもいいよ、僕がこういう疑惑を持ちつつ君の話を聞かなきゃいけない苦痛を考えてくれ…。どっちでもいいから僕にそういう話をしないでくれ…) 僕以外に学生がひとりしかいなかったこと。 本を借りてるときから疑問には思ってたんだよな…、図書館の進化理論関係の本が一冊も借りられてなかったからね、参考文献もなしにどーやって書いてんだろと。 あるいは、僕が大量にほとんど独り占めしてたからみんな書けなかったとか? ………いや、それはないよな、授業でやったんだからな、 うーん、何の文献を調べていいか分からなかったとか?…いや、参考文献はレジュメにあったし、ネットで調べりゃwikiなんてものっそ進化理論論争ネタあるもんな、あそこからリンク探してきゃいくらでも見つかる。 ま、どーでもいーか。(と済ませていいのだろーか?) (うちの哲学科はダメだとか腐ってるとか内部者から聞いたことがあったけれど、もしやこれがそーなのでは、と不安になった…)(あるいは、これが日本の哲学会における生物学の哲学の評価なのか?みんな関心が無い…、、、)(まあ哲学者は置いとくとして、少なくとも進化について考える生物学者は関心持てよ!と思うんですけどね、みんなすぐに「適応的だ」とか言いすぎ!)(人のこと言えないだろうけどな!)(ていうかこの授業は生物学科内で行うべきだったよ!)(どさくさに紛れて、科学者なら論理学や科学哲学に手を突っ込むべきだよ無関心はねぇだろ!などと荒唐無稽なことを言ってみる) とまあ、折角の機会ですから先生と話してみたのでした(内容は最初のメモ) なんというか、あの時はプレゼンの後で大分燃え尽きていたのであまりアタマがまともじゃなかったけど。そしてなにより寝不足が… で、喋っていたら結構時間が経ち、先生はその後用事があるそうで駅前のO戸屋で一緒にお昼ご飯を食べたよ! いや、なんつーか…よくある話に、大学の教授と一緒に学食に行くとか飲みに行くとかあるじゃないですか! なにそれ!そんなん一度もねーよ!気配すらねーよ!!準ちゃんとご飯とか…ァァアアア!!(悶え) ちょっと(大分)憧れてたのですが…ついに!僕は成し遂げたぞ!(小っせぇ… そんな訳で僕はテンションがおかしかった。寝不足も相まって非常におかしかった。おまけに進路についての相談をしたので不安の感情も同席しやばかった。 いつもの悪い癖、コップをダン!と机に叩きつけちゃったよ一回だけ!ああ…、、、、 しかしまあそれくらい僕はテンション高くて大分喋るのがとまらなかった。そーしてる間に先生は用事があるとてお会計をして下さり(ごちそうさまデス!)お帰りになった。 以下、上にメモらなかった会話内容を。 ・哲学業界っていうか学者職に身を置くならば、やる気と根性、ですね。と。 僕はどうだろう。十分な量をちゃんと持てているだろうか… ない、ってことはあり得ないんですよ。問題は有無ではなくその程度。 ・僕のプレゼン、悪くなかった、ていうか良くできてた マジでかァァァアアアア!!!(とっても嬉しかった。。。)(上述のようにすげぇ不安だったからね!)もちろん口調はアレだが、そうでなく内容がしっかりしてた。哲学的考察にちゃんと踏み切っていたし。てな感じだったかなっ!はーー、本当に良かった、ホッとしたよ…。まあ、レポート自体はまだ読んでないのでわかんないけどね、と。 ・僕はどうして、哲学の具体的な分野を言及することをこんなに恥じるのですかね!!!なんでだろう、劣等感?というか…僕が哲学の何を知っているというんだ阿呆め!という意識がとても強くて、言うべきだとわかっているのに声が出なかった…… ・テーブルマナー(O戸屋でそれを言うのも微妙だが)がわからなかった… 目上の人は奥の席、とかってあるのか?僕は勝手に奥の長いすに座って先生は手前の個別いすに座ったが…これって失礼だった!?いや、単純に先生は荷物がでかいから長いすは困るかと思ったんですよ…(ちゃんとマナーを気にする大人になりましたよ…ホロリ)(感激するところではない) ・僕が食べたメニューは「深川あさり汁ご飯」。たしか609円。水を三杯飲んだ。 ・なんというか、久々に人と話をした気がしました。久々って言っても日付的には7日以来か。あれからずっと僕は閉じていて14日で大分開き直ってその明くる日にこんなんだったからね。 で、それから大学に戻ったわけだが、空がすっげきれいな水色で雲ひとつなく、そして沸いたアタマをしていたので、ペットショップで柴犬(茶柴と黒柴)とセキセイインコを見て心を落ち着かせた。ああ、柴ってば可愛い…、セキセイインコ、ピーコよりも元気で太ってたな、若い頃はピーコもあれくらいだったかもしれないけど。特に茶柴の子犬…可愛くてもだえてしまう、子犬の頃の鼻が黒いのがたまらない。やばい可愛い悶える……vvv 以上。 実は 。 貫徹 → 30分遅刻 でした・YO! 阿呆か!?なんで僕ってばこんなにダメな子なの!! 10:30からの授業なのだが、レポートを(強制的に)書き終えたのが10:20だったからね!それから印刷して着替えて大学行って…だから遅刻したのですよ!クソ阿呆めが! どうして直前にならないと進まないんだ?確かにちゃんと、直前以外にもやってるのに… これは真面目にやってるか否かの問題じゃない。なにか性格的精神的圧力があって、直前になると何があろうと書かざるを得ないから進む、ということな気がする… 僕はテーマの意義をずっと疑っていた。直前になって、たとえ結論を変更することになっても、材料となる思想だけは文字化しておこうと書いた。本当は結論も見通せた上で材料部分も書きたかった。その方が寄り道のない美しいものになるから。 ………ここにきっと問題が、ある?本当にこれだけかなー、、、? って、ぅ、あ ッッツ!!? 僕は現在ヘッドホンでALIPROの「人生美味礼賛」をエンドレスリピートで聞いているが、コンコン、と何か叩くような音が聞こえた。 振り返ってみたら、か、壁を黒いものが歩いている!!? よくみたらカエルがうしろ足を伸ばして立っている…これは彼が獲物を見つけたときの仕草だ、 ついに出たかGめ! と思って近付いたら、僕のコオロギちゃんではないですか!! ケージのふたが開いて… ない。 今日掃除のときに、あった方が楽しいかと思って木の枝を斜めにして入れておいた。 そこからケージを伝い空気穴から抜け出た…?他に考えられない。 自由になったところ、申し訳ないが…カエルさまのお腹を満たさせて頂きました。 しかしまあ!僕のカエルさまのなんと優秀なことか!ヘッドホンをしている僕にコオロギの脱走を教えてくれたのですよ!流石僕の子ですよwww あ、それと今日カイコがついに羽化したよ! なんというか…何を今更という話だが、標本にするのは生きてからにしようと。まあカイコは成虫になってから数日でなくなってしまうのだしね… もう一匹がまだ羽化しないけど、この2匹の子達で交配できればいいな。産卵させてみたいな。 ………卵なんて、僕の大嫌いなものだというのに。うーん、自分で今言っていて気持ち悪くなってきた。でもできるならね、彼らの証を。 |
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2009-01-23 Fri 20:17
NHKスペシャル「女と男」
今後数百万のうちに、早ければ来週にでもY染色体消滅するだろう、と。 その根拠となるデータは、これまで数百万年のうちにヒトのY染色体はどんどん短くなってきていること。 対となるX染色体の遺伝子数は1098であり、Y染色体にも過去にはそれくらいあっただろうと考えられるが今では78しかなく染色体本体も非常に小さくなっている。 この速度で小さくなれば、数百万年のうちに消滅するだろう、と。 いや、そんなわけなくね? 現代の進化理論からすれば、生体にとって必須な遺伝子が消えるなんて考えられない。 必須な遺伝子が消滅すれば当然なんらかの異常が生じる。しかしそのような突然変異を起こした個体は生き残れない。したがってその突然変異がヒトの遺伝子プールに広まることはない。つまりY染色体上にある必須遺伝子は消滅しない。 確かに、Y染色体の遺伝子数の減少は起こり得る。それは、その遺伝子がなくてもあっても同じだった(適応度が変わらなかった)か、なかった方が有利だった(適応度が高かった)からだ、と考えられる。 しかし、他の染色体では、減ることは十分あるだろうが、ここまでの激減はないだろう。Y染色体には遺伝子数の激減が起こり得る理由がある。 だって、Y染色体がなくても生体としては問題ないんだからね、メスはY染色体がなくても生物として機能している。 逆に言えば、Y染色体に必須遺伝子があったらメスというのは生存できない訳だから。 つまり、Y染色体上に生体を構成するための遺伝子があったとしても、なくても生存に必要なものはすでに揃っているのだから、それが消えていったとしても問題はなかっただろう。 したがって、これまでY染色体の遺伝子数が減っていくというのはありえないことではない。 それと、一個体にY染色体は一本しかないから異常があればすぐ淘汰される。もし2本あれば代替が利くため異常の遺伝子でも次世代に残ることがあるだろう。Y染色体はそれよりも強い淘汰圧が働く。これもY染色体だけに急激な減少が起きる原因だろう。 というわけでで、Y染色体が今まで小さくなってきたのは、小さくなっても障りがなかったからであり、必要であったものが消滅したわけではない。 改めて言うまでもなく、Y染色体にはオスを形成する必要な遺伝子がある。 今までの現象は必須ではなかった遺伝子についてであり、したがってこれまでの遺伝子数の減少から必須遺伝子の消滅を推論することはできない。 …だよね? これが違うとしたら、あのNHKの番組で述べられていた情報以外の要素の作用があるだろ。 だって、あれだけ見たら「21世紀にもなって定向進化説かよ!?」って思うって! 今までこういう方向に進化してきたから、今後もそのような方向に進化し続けるだろう、って… そんな説明じゃ、たとえ定向進化が実際に起きるものだったとしても、全然科学理論じゃないだろ、まったく根拠になってないよ! ていうか第二回目に進化心理学(現在の形質はそれが適応的だったために今に到るまで生き残ってきた、という理論をモロ採用しフル活用している分野)を使っているのにいきなり非進化論とか番組構成的におかしいよ! まあ、Y染色体自体が消滅することもあり得なくはないだろう。 ただしそれは、Y染色体の機能の代わりになるもの(同じ役割を果たす遺伝子か、あるいは全く別の機構か…)が生じたとしたら、の話だ(Y染色体のないトゲネズミの研究者もそれを探している) まあ、それの真実はさておき、Y染色体が消滅するにしたって、他の変化はなく単にY染色体だけの消滅が起こる、なんてあり得ない。 単なる個体レベルでは突然変異体として生じ得るだろうが、それが人類に広まるなんてそんな突然変異が生じるよりもあり得ない。 だって、Y染色体が無いことから、生存の有利さや、あるいは生存に差支えがないことを予想できるか?何らかの支障がある個体になるだろう。 Y染色体消滅が実際に起きたとしても、それが人類に広まるとはとても考えられない。 番組に出ていた研究者が、早ければ来週にでもY染色体は消えるだろう、と言っていた。 しかし、Y染色体消滅で問題となるのは数個体レベルの話ではなくそれがヒト全体に広まる、という状況。 確かに来週あたりに突然変異個体が現れる可能性は否定できないが、別にそんなことは問題でもなんでもない。 (あの研究者の方がこれを理解していたかはわからないが明らかに誤解を招くような発言をテレビに向かってするのは研究者として、してはいけないと思う) また、Y染色体が実際に時間をかけて消滅したとしよう。だがそれは、他の遺伝子との関係をもった上で起きることだ。 Y染色体以外のところにその機能を果たせる遺伝子が現れたか、あるいはまったく別の機構ができた、というような遺伝子の環境が調う過程が必要となる。 でなきゃ、Y染色体の消滅が広まる道理はない。 つまり、ヒト全体のレベルでのY染色体の消滅が起こるとしたら、消滅しても問題がないような状況下で起きる。 だからY染色体の消滅が人類の絶滅をもたらす、とは言えない。 NHKのあの番組では、 Y染色体が消滅→男はいなくなり女のみになる→子供が産めない→人類の危機 という話の展開だった。 で、番組内での危機の対応策は「女のみになる→子供が産めない」というのを打ち破ればいい、つまり女のみになっても子供が産めればいい、という論筋だった。 子供が生めない理由として、胎盤を形成するのに使われる遺伝子は精子のものだから、メスのみでは胎盤が作られないから子供の胚発生が正常に進まない。 …いや、胎盤ができないとかそういう問題だけじゃないだろ、そもそも受精ができないんだからそこから問題は始まるだろ、、 受精ができるものと想定しているのか?メス同士でも人工的に操作を加えて受精を可能にする技術があるのか?(番組では一切触れていなかった) それに、これはY染色体の消滅とは直接的には関係がない。 胎盤を作るのに使われる遺伝子が精子のものだというだけで、その遺伝子自体はメスも持っている。発生上の制約的な問題。 まあそれが越えられないからオスがいないと困るのだが、それを言うなら胎盤以外の諸々の問題が発生において起きるだろう。なぜ胎盤だけを取り上げるのかがわからない。 いや、さ、この番組、相当ひどいと思ったのだが… 僕のこの感想はおかしいのか?過剰反応?でもおかしいよな? 確かに、僕の知識不足なとこがあって実際はこういう問題が十分考えられるのかもしれない。 それは別にいいんだ、そうじゃなくて、この番組だけみた場合明らかに現代の進化理論に則ってない。 たとえNHK側が番組では放送していない進化論的解釈を理解していたとしても、これを省略してエセ進化論をもたらすようなことをするのはよろしくない。 生化学の講義のとき、先生がこの番組を紹介してくれた。 なんてタイムリーなんだ!と思ってわくわくしたら、先生は普通に「そーなんだー」と番組の内容を受け取っていた。 やっぱ生化は生化のことだけで、進化理論とかには興味ないのか ? (先生がそう言ってるのに、僕の方が間違っていると思わないのが良くないの?でも違うだろ!)(それに生化の先生はあくまでも生化学の先生だもの) で、この番組を見た他の学生は普通に「面白かった」と感想を言っていた はあ……、不消化すぎる、、、 誰かこの番組について僕に説明してくれ!僕が間違っていようと別にいいんだよ、 このひとり取り残され感がとっても不消化気持ち悪い… 番組の話に戻るが、その後はヒトの精子が近年弱体化しているという話。 その理由を一夫一妻制に求められ、乱婚制のチンパンジーやらボノボの精子と比較するとその活力さは歴然。 まあ、一夫一妻か乱婚によって精子の活力が変わるってのは十分あり得るだろう。 ただ一夫一妻、と言えばわかりやすいけど極端に言いすぎか、 ボノボやチンパンジーほど乱婚ではないから、つまり、メス一個体あたりの交配するオスの数が、ボノボの方がヒトより多いから、ということ。 だから一夫二妻であろうとボノボよりは精子の活力は低いこともあるだろうしね。 わざわざ「一夫一妻」という言葉を使ったのはなんでだ? 社会的(?)問題をほじくるようなことを無目的にしてほしくない… |
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2009-05-24 Sun 03:23
![]() フチグロトゲエダシャク3齢?幼虫 数日後、顔が仮面のようにポロッと落ち(見事に仮面がはずれる)脱皮をする ![]() フチグロトゲエダシャク終齢幼虫 このあと土に潜ってさなぎになる ![]() 同じくフチグロトゲエダシャク終齢幼虫 顔が可愛いんだな |
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2009-05-24 Sun 03:55
シナノキ科
![]() 1,オオバボダイジュ 単葉、互生、掌状脈、ハート形、葉は16cm、柄は8cm ![]() 2,シナノキ 単葉、互生、掌状脈、ハート形、葉は10cm、柄は5cm オオバボダイジュより葉は小さい 毛が生えているためふわふわ ブナ科 ![]() 1,コナラ 単葉、互生、羽状脈、葉柄2cm ![]() 2,ミズナラ 単葉、互生、鋸歯は波状、羽状脈、柄はほとんどない |
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2009-05-24 Sun 06:06
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2009-10-22 Thu 16:28
ざっくり昆虫学会メモ。
9日(金) 朝9時まで貫徹で研究室にてスライド作成するも時間切れ 帰宅しそのままH野辺から津まで。 鈍行がたごと8時間。 海も見えるしSD本を読んだり電波メールをしていたりと それなりに楽しい鈍行旅であった ホテルは駅から歩いて20分ほど。 K先生とN氏と小料理屋のようなところへ。 スライドが終わっていないため酒は飲めず。 K先生は穏やかおじいちゃんですね。なにげに懐が深い。 N氏のスライド発表を見て解散。 それから自分のスライドに取りかかるも…… 以下、列挙にて済ませます。 ・Plutian call ・Plutian advice ・Plutian modify 朝5時頃就寝。 10日(土) 学会いちにちめ。 ね ぼ う し た orz 講演メモ T山大 S田さま ・エサキクチキゴキブリの亜社会性。両親が子育てする ・木材は消化が難しく、腸内共生菌を持っているわけでない →親が子の食事を助けないといかん→社会性の進化 ・父母ともに子育て同程度? ★Gの子育てという現象自体が面白い。飼いたい。子育てみたい。ただしこれは個人的趣味。 S木さま ヨツボシモンシデムシの子育て ・父親の子に対する投資量は、メス導入時に決定されている ・投資をする直前でも卵を産む時期でもなく。 ・アロンアルファでメスにハンデを付けてみる ★意外な結果。一体なんでこんな時期に決まるんだ? メスのハンデと言っても、具体的に何をもって決定しているんだろう? 新たな疑問が生じてきて面白い。わくわく。 北大 S野さま アブラムシのコロニー防衛 ・アブラムシのコロニー防衛は10回以上が独立に進化 ・普通アブラムシの兵隊は1齢2齢がほとんど ・P.formosanusの兵隊は3齢4齢。近縁種も同様。 ・共通祖先由来なのか?→系統解析したところ、独立に進化したっぽい ・他人の質問をさえぎって、じいさまが質問をしていた。迷惑。 寄生バチシンポ 九大 T須さま 寄生バチの連合学習 ・匂いと合わせた連合学習←直後の報酬により学習の程度が変わる 九大 U野さま 寄生バチを理解するにあたって、餌の重要性を説く ・摂食の有無によって行動は全く変わる ・ホスト種の生息環境における餌の有無によってホスト種選好が変わる ・蜜:炭水化物→余命増加 ・体液:たんぱく質→産卵数増加 ★餌といっても、蜜or体液を摂ったかで行動は変わる。 蜜摂食→余命増加で産卵数そのまま→あわてず高い質のホストを選べばよい→ホスト選好性が上がる 体液摂食→産卵数増加だが余命はそのまま→急いで産卵した方がよい→ホストの選好性が下がり質の低いホストも利用する 空き時間に京大昆虫生態のS木さまとK田さんとおはなし。 大学院選択とかうだうだ。 なにか僕、そんなにおもしろいのか…… ? 不可解。 懇親会。 ・人の多さに完全チキン発揮。ダメ。ムリ。コワイ。 ・ゴキのS田さんに話しかけようとするも、チキン。阿呆。 もしかしたらG仲間になれたんじゃないだろうか…… ・京大動物生態のお二方。恒例不遜発言をしてしまったようだ。 「O崎なら殴ってるぞ!」と。 ・〆サバしか喰ってねえ。というかそもそも全然喰ってねえ。 ・終了後、おふたかたとK田さんについて行き、なにかの受賞をしたTさんのお祝い会に紛れ込む(全くの初対面) ・正直色々失敗しました久々にかなりヘコみました 所詮僕はまだ卒研生なのです。井の中の蛙でした。 というより、おじさん、怖い。 ホテル帰還後もスライド作成。 以下、列挙にて済まします。 ・Plutian modified file ・Plutian call ・Plutian healing ほんと、なにやってんでしょうね! またも5時ごろ就寝。 11日(日) 学会ふつかめ。 ネボウシマシタ 。 またかよ! 講演メモ 富山大 W邊さま ヤマトシロアリの幼若ホルモン(JH)の影響 ・形態をものっそ測定してまとめている ・主成分分析→寄与してる成分を取り出しさらにグラフ ・サイズ大は細胞が大きくなったのか細胞が増えたのかを翅脈を見て判断 ・おお、僕もこういう風にやりたい… ★なぜか、H条さんと似た雰囲気が 。 また、他の白アリ研究者の方も同様に。 こう、髪が長くて波々してたり、ひげが生えていたりとかこわいおにーさまな感じの。 シロアリに興味を持つ人には何か特徴があるのだろうか? この日の一般公演では、昨日ほど面白いのに出会えず。 割愛。 社会性昆虫シンポ 琉球大 K池さま ポリシング行動を例にした社会性の機構の新たな見方としての生活史・繁殖スケジュール観点の提唱 ・ポリシングとは 昆虫の社会性は次のように分けられる 原始的社会性:ワーカーも生殖能力を持つ 真社会性:ワーカーに生殖能力なし この原始的社会性において、ワーカーでも繁殖しようとするやつが出てくる。だがワーカーが繁殖をすると周りの奴からすれば巣内個体の血縁度が下がる。 そのため仲間のワーカーの繁殖行動に対する制裁行動が生じる。これをポリシングという。 繁殖行動をしそうな奴←複数個体がこいつを磔にする 繁殖行動しちゃった奴←こいつの卵を喰う ・いつワーカーやオスを産むのが最適かといった繁殖戦略の問題など、生活史スケジュール(繁殖個体は特定の時期にしか現れないなど)を考慮することでわかる。 また、コロニーサイズが大きければ場所あたりの女王のパトロール間隔が空くため、ワーカーが女王の存在の認識を誤り(女王がいるのに不在だと認識する)繁殖行動をしようとしたりする コロニーサイズといった要因も重要 ★こういう新しい観点からの説明って面白いものだ 別に古い観点の方を僕が知ってるわけじゃないけどね 一旦ホテルに戻ってスライドを作り、駅前のマックで先生に見てもらった ・発表前夜によくもまあ意見を変えられるものだ。前夜に言うか普通? ・なんたる投げやり。「それでいいんじゃないですかー」 ・声がでかい。空気読め。 ・あなたが自分を卑下するということは、僕に対する侮辱でもあるのですよ? わかってなかろうと、わかって言ってようと、どちらにせよ腹立たしい。 また大学に戻り、季節適応の小集会へ。 Y本さんのフユシャクの話が聞きたかったのだがすでに始まっておりよくわからず。 熱帯のカメムシの生態の話。調べたら面白そうだ。熱帯だから、冬という制約を受けていない。 終了後、ひとり伊勢湾へ。 まっくらだれもいない。 大学院のことを考え、たそがれる。 帰ろうと思ったらすでにバスがなく、1時間かけてホテルまで歩いて戻る この日はPlutian contactは低頻度。 先生に言われたところを修正&追加。 喋りのあらすじを大体考える(原稿は決して作らない。流れとキーワードのみ) 朝6時から7時まで、布団の上で(中ではない)寝る(いつのまにか) 急いでスライドをCDに焼き(やっと)喋りのあらすじを大体練ったところでタイムアップ ……結局、発表練習をちゃんとせずに終わりましタ! 発表時間の練習も全くしていない。 12日(月) みっかめ というわけで、1時間睡眠で参戦。 自分の発表前は緊張でカタカタカタカタカタ…… 他の方の発表が頭に入らず。orz 講演メモ 京大のS木さまの講演にて 某おじさんの質問「その卵って発生始まるんですか?栄養卵なんじゃないですか?」 →S木さまの返答 「至近要因がなんであろうと、僕の研究には関係ないんで。」 * ゚・*:.。.:*・゜+ d(*´∀`)b なんという頑強さ… +.:*・゜゚・*:. * 見習ってはいけない気がするが、尊敬致しマス 。 で。来ました。 S大 鈴木尚弘 講演 鶯な蜂の口器と植物との関係というか。 カモノハシのロールちゃんと供に臨む。 緑チェック黒フードのロングコート、蝶ネックレス、蝶イヤカフ。基本はポケットに手をつっこむ。あえて少しチャラさ?を出してみた。 聴衆は結構いたな、12号館位の広い部屋で、立ち見もいた。どういう層が来ていたのだろう? 発表前はものっそ緊張していたが、発表中はなんだか愉快な気分。 特に止まることもなくさらりと会話のように喋れた。 時間がどうなるかと思ったが、11分くらいで終われてちょうど良かった。 質問は4つ。 ・長舌バチの口器はどんなのですか? →中舌全体が長くなっていて、鶯な蜂とは構造的にはかなり異なります ・糸状部は剛毛よりも、トイ状になっているのが吸蜜に貢献しているのでは? →トイ状になっているのも吸蜜に貢献していると思います。 ・他の集団でも同様ですか? →これから調べます。もし花筒の長さが本研究の調査地点とは異なり、その花筒の長さを追っかけるように鶯な蜂の口器がなっていたら、本当に鶯に対する適応をしているのだとさらに強く示せる ・分布調査の点、少ないよね? →すみません、データ処理が間に合いませんでしたが、調査では鶯と分布が重なることはわかっています。すみません。 (でもね、本当は先生がケンカして共同研究者のデータを使えなくしたからなのデスよ ★U☆Z☆A★) その後でY本さんが面白かったと言ってくださり質問をしてくれました ・蜂が鶯にばかり行くのは鶯の選好性ではなくて、花の存在比率ではなくて? →そうとも言えます。というのも、ハチの羽化が鶯の開花フェノロジーに合わせているから。 ハチとしては(近縁種と比較すると?)結構早い時期に羽化する。 ・他の花に訪れることは可能なの?全くないの? →可能です。鶯の花が終わった後はタニウツギやニシキウツギにも訪れます。 ただし、ちょっとの期間です。鶯終わった後数週間で成虫はいなくなる。足が出てる程度。 ・やっぱ原稿はいらん。話の流れとキーワードだけ押さえておけばよい。 ・ゆっくりだと思ったがまだ少し喋るのは早いらしい、というかスライドをもう少し長く見せた方がいいかもしれないらしい ・質疑応答の時は早口。確かに気を抜いて早口だったかも。 ・すみません座長の時次のTさんの紹介しなかったよ!(というかTさんが勝手に始めた?) ・ていうか座長なんもしてねぇごめなさー!あわあわしてただけ。 ・画像は圧縮してきて、とか冊子に書いてあったが別によっぽど重いのを入れぬ限り気にすることはない 普通に自分のPCでスムーズにみられるなら大丈夫だろ ・受けは良かった!…と思う。 ・問題点とその重要性を最初にちゃんとピックアップしたのが良かった気がする。 ・スライドも喋りも何人の方からお褒めを頂いた にこにこ! ・俺ってば意外と本番に強いかもしれん。練習の時はぐだぐだっていうかそもそも通しで練習していなかったのになんとかなったしな!(いや、ダメなところかこれは) 午後の小集会。 京大のI手さん 体温という観点。 ・体温を保つことは、生理的機能を保つ、活発な活動、成長速度の増加といったことに関わる →体温が行動に大きく関わる ・チョウの例。オスとメスのチョウでは基本的に体温が異なるらしい。チョウは翅を開いて日光浴をするが、メスがその時オスに見つかると追いかけられ日光浴の邪魔をされる。そのためメスはオスが近付くと翅を閉じ日光浴が妨げられているらしい →オスとメスで平均体温に差が生じる →オスメス間で行動に差が生じる! ★体温で行動の差の説明をする、という新しい観点が面白い I手さんのプレゼンはまだ他の講演者のプレゼンの導入。 どう説明を付けていくのかと、わくわくしていた が 連日の徹夜続きと自分の発表終了で気が抜けてしまったせいか、沈没 。 どっかで休んでからまた聞きに来ることはおそらく無理であろう程の強烈な眠気。 この体温の小集会と社会性昆虫の小集会もすごく聞きたかったのだが、もはや限界。 てなわけで、はじめての学会、終了。 うん、面白かった。行って良かったです。 研究社会における自分の位置 研究世界における自分の研究の位置 生物学世界における自分の興味の場所 少しだが解った。 以下だらだら。 ・世界っつーか、面白いこといっぱいですね、自然。研究対象というのは、特別な珍しい現象を取り上げることも重要だが、そこらの実はありふれた現象も同様に重要。特別な種、特別な生態系とかだけでなく。当たり前です。そこらのテントウだってカメムシだって適応の結果だし大抵のものはそうなのだから。それを探るのはとても楽しい ・どこか僕は、研究というものはある種高尚で特別なものだとどこかで思っていた気がする。だから、学会で身近な生物を扱ってすげえおもしろいことを見つけている研究を聞いてどきどきした。世界への感動(上述のこと)と、僕にもできるのだという期待。 ・また、方法に関しても、創意工夫アイディアでやっているやつはなんとなくおもしろい。ただしこれは、古いたとえだが、伊東家の食卓的なおもしろさね。なるほどーという。 ・そして、今回僕が面白いと思った発表のいくつかに共通しているものに、ある現象を見るにあたっての新しい観点の提示、があった。別に僕が古い方の見かたを知ってる訳じゃないが、それでも新しい切り口というのはなぜかわくわくする。これは単なるあたらしもの好きなミーハー心にすぎないのかもしれないが。けれど、新しい観点を提示しそして検証実証しているのを見ると、その新しい観点をもっとこなれさせていってひとつの大事な観点に練り上げていきたいと思う。そういうのとても楽しそうな気がする。 まあというわけでこのようなことも考慮し、説明は省きますが、 来年度は京都に行くことにしました。 そう思うような研究を、僕もしてみたいのです。 と、母様に告げた。言うのはとても心苦しかった。 はじめは東大に傾いていたし、その方が金銭的負担が軽いから母様としては本当はそちらの方へ行ってほしかっただろう (実際、父はそうしてくれとほのめかしていた) だが母様はそんなことは何も言わず、僕が院を決定できたことを喜んでくれた。 良い研究者になりなさい、と。 ゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゚・*カアサママン…vvv その直後に、ネコ轢いちゃっt( 略!! この日は前にPlutianから頂いた白ワインで母様と乾杯。 2007年モノなので熟成はそこまで進んでおらず、ジュースのようなワイン。 しかし香りがよくなかなかのワイン。 で、今日は6時から母様とデートしてくるよ★ 最近全く帰れていないことを心配してくれて、夕飯をおごってくれるそうだ。にこにこ! |
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2009-11-08 Sun 12:58
某せーたいがっかいシンポ
D畑さまのアミメアリのお話がおもしろかったのでメモ。 アミメアリはワーカー全てが産卵・労働・養育をする協力社会を営んでいるが、そのなかに裏切り形質を持つ個体がいるという話。 アミメアリは、メスのワーカーが互いに養育・労働などの協力をし合い生活している社会性昆虫である。女王がおらずワーカーのみでコロニーが形成されており、全てのワーカーが単為生殖で卵を産み繁殖する。 このアミメアリにおいて、大型で卵巣が発達しており養育・労働をしない個体がいることが知られている。つまりこれは、養育・労働のコストを払わないが通常個体からは世話をしてもらいベネフィットを得るという裏切り者である。 単為生殖で増えるため、裏切り者の子供は裏切り者形質を持った個体に、通常個体の子供も通常個体になる。 マイクロサテライトを使って解析したところ、この裏切り者はアミメアリ種内に起源する(別種が寄生しているのではない)が、通常個体とは独立した系統を確立している。また、複数起源ではなく1回起源である。 以下この裏切り者系統をcheater系統、通常個体をcoporatorと呼ぶ。 cheaterの適応度を調べるため、次の飼育実験を行った。 コロニー内におけるcheater系統の個体数の割合を10,25...90%と変えてそれぞれ育て、コロニー毎の生産数と、cooperatorとcheater個体の産子数を調べた。 結果、cheaterの割合が高いコロニーほど総生産数は低くなっていた。 一方で、コロニー内では常にcheater系統の方がcoporatorよりも多くの子供を残した。 この結果からcheater系統は、個体間レベルでは高い適応度を持つが、コロニーの適応度は下げることがわかった。 つまり、コロニー内にcheater系統が出現すると、コロニー内のcheater系統の頻度は増していく一方でコロニーのサイズはどんどん縮小していき、最終的にはコロニーが絶滅することが推測される。 このようにchater系統が入ったコロニーは絶滅の道をたどることになると考えられるが、1回起源であるこのcheater系統はどのくらいの期間存続してきているのだろうか? 祖先alleleなどから推定すると(?)(ここら辺はよくわからず…)chater系統は100〜10000年持続していると考えられる。 このような寄生の例では他に、ケープミツバチの偽女王やタスマニアデビルの伝染する病気(細菌?)などが知られている。 これらの例では10年といった短いスパンでケープミツバチやタスマニアデビルは弱り個体数が減っていった。それに比べ、cheater系統では100〜10000年と長く存続している。これはなぜか? また、cheater系統存続のメカニズムは水平伝播が主であると考えられる。 分巣によってcheater系統を含むコロニーを増やす垂直伝播ではなく、cheater系統の個体が他の巣に侵入し数を増やすことによってcheater系統は維持されていく。(ただし、垂直伝播を全くしないかどうかはわからない) そして、コロニー間のchater個体を遺伝子解析したところ(遺伝距離を測った?ペアワイズ遺伝距離?)、cheaterの移動は空間的に制約を受けていることがわかった。(遠距離は移動できないということか?)(さらりと流されたのでよくわからず) これらのことを踏まえて、複数の生息パッチを分布させ、アミメアリの個体群動態をシミュレーション解析をしてみた。 シミュレーション動画を見ると、cheaterが入った個体群は時間が経つと消滅していくが、隣のパッチへと移り動きながら維持されていた。つまり、cheaterを含む個体群は局所的消滅と再移住を繰り返し長期にわたって存続していた。 このシミュレーションから、cheater系統の長期存続メカニズムは次のような個体群動態によると考えられる。 まず通常個体の個体群にcheater個体が侵入し、コロニーが徐々に小さくなっていきそのうち絶滅する。するとそこに空きパッチができるので通常個体が移住してきてコロニーを作り成長していく。またそこにchater個体が侵入してきて…… というのを繰り返す。 このように、cheater系統の侵入したコロニーは絶滅の方向に向かうものの、その侵入は空間的制約を受けており場所の異なるコロニー間で動態が同調しないため長期にわたる存続が可能となっている。 また、このような移動能力による制限によって長期存続が可能となる個体群動態というのは捕食‐被食関係でも見られる (たとえば寄生バチとゾウムシだよな)(ここはS田研)(ああ、未練がかすかに…?) |
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2009-11-10 Tue 13:32
ベッコウ(蜘蛛)バチの労働寄生めも
・イワタ_ヒゲ蜘蛛バチ、ナガセ_ヒゲ蜘蛛バチ ヒメ_蜘蛛バチのメスはひとつの竹筒の中に複数の泥巣を作り、それぞれの中にクモと卵を入れる。 このヒメ_蜘蛛メスの竹筒泥巣からイワタが断続的に羽化してくる セル1、2、3、5、7、8はヒメクモが羽化するのに、4、6だけイワタが羽化する、みたいな感じで。 このイワタの羽化した泥巣には孔が開けられていることもある。(開いてないのもある) おそらく、イワタは労働寄生をしている。 ヒメ蜘蛛がクモを狩り、泥巣を作る。それを勝手に利用する労働寄生である。 方法としては、ヒメ蜘蛛が泥巣を作ってる最中に侵入したり、作り終えたあとに孔をあけて侵入する。 ヒメ蜘蛛は泥巣の材料を取りに行ったり、新しいクモを狩りに行ったりで巣を離れることがあるので侵入が可能。 イワタ自身が泥巣を作るのは観察されたことがない。 ヒメ蜘蛛はひとつのクモ・ひとつの巣に必ずひとつの卵であるのに対し、イワタは2〜5個の卵を生みつける(イワタは0.5mm程のハチでヒメ蜘蛛の半分くらいのサイズ) イワタでは泥巣を作るためのヒゲが短い(近縁種の泥巣を作る種は長い) ・ツヤムネ_ジリ_雲バチ 地中に巣を作り、クモと卵を入れる別のハチの巣を盗む。 つまり、その別のハチが作った巣を、ツヤムネなこのハチが掘り返して元々あった卵と自分の卵とすり替える。 このツヤムネなハチは、地上を徘徊してアンテナをさかんに動かす行動が観察されている アンテナをSEMで見てみたら高密度に感覚子が分布していた きっと、アンテナでなにかを受容し、別のハチが作った巣を感じ取るのだと思われる ・ヤドリ_雲バチ 別の種の蜘蛛バチが、捕獲したクモを自分の巣に運んでる最中に、このヤドリ_雲ハチは高速でやってくる。 そして一瞬の間に自分の卵をクモに産みつけて去っていく。 しかし、運んでるハチはそれに気付かず、そのまま巣にクモを運んでいく もちろん、孵化するのは労働したハチの子ではなく、高速で卵を生みつけていったハチの子。 アンテナ関連でもいっこ。 Symbiotic Bacteria Protect Wasp Larvae from Fungal Infestation Kaltenpoth 2005 ギングチバチの触角に放線菌が住んでおり、共生しているという話。 穴を掘って巣を作り、その中に卵をうむギングチバチという蜂がおる。 こいつが、産卵の前に触角から白い物質を分泌し、巣の中に塗りつけるという。 この白い物質は放線菌の一種で、人間もよく抗菌剤を作るためにつかうやつ。ぷとれまいしん? これがないと蛹の生存率はがっくりと下がる。カビの汚染により。 ちなみに、幼虫が白い物質(菌)を喰うことで獲得する垂直伝播なもんで、このハチの近縁種を調べたところ、近縁種のアンテナの中にも菌が住んでおり、ギングチバチのアンテナに住んでる菌と近縁であったという。共進化というか共種分化したりしたのだろうか。 アンテナ。 僕の狩蜂ではかなり重要な形質だ。 獲物のクモ種(ハチ種ごとに獲物種は決まってる)を感知するための器官であるし、今回もこんな思わぬ同居者が。 僕のハチでもシロとクロでなにか違ってくれてないだろーか アンテナを調べてる同期を駆り立ててみよう。アンテナおもしろいじゃないか。 というかせっかく電顕あるのだし、いろんなとこ見てみよう。今は毛深さの違いが気になるところ。 今の作業は標本の分布調査。 なかなかにすばらしく偏った分布の標本で ………どうしたらよいのだろう。とりあえずあるだけ調べてはいるけれども。 ああ、ぐらぐら。 Surfing the Surface without no light on . おかしな変換をしてるのはぐーぐるせんせいが優秀なためです。仕様。 |
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| おひるねまくらをよろしく |
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